基礎から学ぶ賃貸
模型では、分譲されるマンションと周囲の建物ははっきり区別される。
周囲の建物は、色づけがされず、白いままになっていたりする。
色づけはされないが、大きさや形は正確というケースが多い。
そのため、模型を元に、販売員に次のような質問ができる。
「マンションの南側に大きなお屋敷がありますね。
これは、お寺か公共施設ですか、それとも民家ですか」お寺や、公民館のような公共施設であれば、将来、そこにマンションなど大きな建物が建設される可能性は低い。
だから、現在の環境が末永く守られるのだが、民家であればその保証はない。
相続の問題が出たときに土地が手放され、マンションに変わる可能性があるからだ。
大きなお屋敷であれば、相続税も巨額になる。
そして、遺産相続人が大勢いる場合、不動産を現金化して分配する可能性もあるため、マンションに変わる可能性がさらに高くなる。
そのほか、企業が保有する寮や社宅、運動グラウンド、住宅地内の畑などもマンションに変わりやすいマンションの敷地に隣接して林などがある場合、その緑が末永く守られるのかどうかも模型を見ながら確認したいところだ。
市の公園だったり、保存緑地であれば、将来的にも緑が守られる。
しかし、個人の所有地だったら、遠からずなくなると思ったほうがよい。
そのような重要項目を1つずつ確認できる場所、それが、模型まわりなのだ。
販売センターでは、何はさておき、モデルルームを見学したいはず。
その後でかまわないから、模型もじつくり見学することをお勧めしたい。
「水」に関連する地名には気をつけよ。
家探し、土地探しでは、「地盤が安定しているかどうか」も重要なチェックポイントだ。
昔の人は、長い期間自然に接しながら、安定した土地を見つけ、そこに居を構えていた。
だから、歴史のある住宅地というのは、どこも地盤がしっかりしている。
これに対し、近年開発された住宅地というのは、それまで住む人がいなかった土地ばかり。
山を切り崩したり、海や河川敷を埋め立てて造成したような土地、つまり、安定しているという保証のない土地が多い。
そこで、購入したい土地が見つかったら、必ず簡単な地盤調査を行いたい。
その方法は、まず水はけを調べる。
周囲に比べ、地面が湿っていないか、ずいぶん前の水たまりが残っていないか、はたまた敷地にじわじわと水が湧いていないか。
いずれも、水はけが悪かったり、地下に水の通り道がある証拠で、そんな土地に家を建てると、建物が土台から腐りやすい。
賃貸の意外な一面を紹介します。賃貸関連のノウハウを解説します。
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